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PHP 5.3の導入
最終更新日:2013.04.27

注意:
外部レポジトリを導入すると上位ベンダーやCentOSとの互換性が失われる他、標準パッケージの構成では起こりえない問題が発生することがあります。個人の責に基づき導入するようにしてください。

CentOS 5の標準パッケージはPHP5.1系である。
一部のCMSなどが動作しないので、最新のPHP5.3系をインストールする。

CentOS 5.0 - CentOS 5.5

1.外部レポジトリを導入する

外部レポジトリの追加(Remi)のページで、Remiを利用できるようにする。

2.必要なパッケージをインストール

# yum --enablerepo=remi install php php-cli php-common php-mbstring

CentOS 5.6以降/Scientific Linux 5.x

CentOS 5.6以降では、PHP 5.3系パッケージを標準レポジトリで利用可能。

必要なパッケージをインストール

# yum install php53 php53-cli php53-common php53-mbstring
すでにPHP5.1がインストールされている場合は先にyum erase php*を実行して削除しておくこと。

PHP 5.1を使う場合

CentOS 5.6以降やScientific Linux 5.xでPHP 5.1系パッケージをインストールする場合は以下のコマンドを実行。

# yum install php php-cli php-common php-mbstring

PHPの共存

パッケージを使ったインストールでPHP5.1と5.3は共存できないので、複数のバージョンが必要である場合は片方のバージョンをソースビルドして用意する必要があるので注意。

CentOS 6/Scientific Linux 6以降

CentOS 6/Scientific Linux 6以降では、PHP 5.3系パッケージを標準で利用可能。PHP 5.1系は利用できない。

必要なパッケージをインストール

# yum install php php-cli php-common php-mbstring

以上。