CentOS 5の最近のバージョンではPostgreSQL8.4パッケージを標準リポジトリに用意されているのでyumコマンドを使ってインストール可能です。以下の手順で各種パッケージをインストールしてください。
# yum install postgresql84 postgresql84-libs postgresql84-server postgresql84-contrib postgresql84-docs
# service postgresql initdb データベースを初期化中: [ OK ]
# service postgresql start postgresql サービスを開始中: [ OK ]
# chkconfig postgresql on
試しにちょっと動かしてみましょう。デフォルトのデータベースリストが表示されれば成功です。
# su - postgres -bash-3.2$ -bash-3.2$ psql -l データベース一覧 名前 | 所有者 | エンコーディング | 照合順序 | Ctype(変換演算子) | -----------+----------+------------------+-------------+-------------------+- postgres | postgres | UTF8 | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.UTF-8 | template0 | postgres | UTF8 | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.UTF-8 | template1 | postgres | UTF8 | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.UTF-8 | (3 行)
PostgreSQLサーバーを外部サーバーと接続するには、ファイアウォールでTCP/5432ポートを開ける必要があります(system-config-securitylevelでポート開放する場合は「その他のポート」に「5432:tcp」と入れる)。
PostgreSQLサーバーを外部の端末からアクセスしてクエリを発行する場合は、デフォルトの設定から変更する必要があります。
どの端末からリモートアクセスできるかの設定をpg_hba.confに行い、PostgreSQLのチューニングやログ、その他様々な設定をpostgresql.confのlisten_addressパラメータで行うと、PostgreSQLサーバーに外部クライアントからアクセスできるようになります。本番運用をされる場合はセキュリティについて考慮してください。
どちらのファイルもservice postgresql initdbを実行すると、/var/lib/pgsql/data/という場所に保存されます。